2007年11月21日水曜日

アトピー性皮膚炎

その事を知ってる人、知らない人、知ってても黙ってる人、面と向かって言う人
まぁ、私の少ない友達(ひょっとしたら居てないかも)の中でも
いろんな人がいてます。
そう、私は「アトピー性皮膚炎」です。
意識しだしたのは、はっきり覚えてる。
小学四年生でした。担任の先生(名前まで覚えてる)に
「・・・君の皮膚って変」と言われた、それまでは両親が
自分の為にいろんな医者に診せに行ったのはなんとなく判っていた。
それでも「何で?」と不思議に思っていた。
その時初めて、「自分は人とは違うのか」と意識し始めました。
父親ともそれで喧嘩になったこともある。
親父「何でこんなになった?」
俺「これは遺伝だ!」
親父「俺の家系にはそんなのはない!」
親父の親戚にいたのかどうかは知らなかったですが、
確かに私は、母親の家系の血を色濃く引いています。

そんな事があって、人と話をしたり会うのが嫌になった事もあります。
今でも面と向かって話をせず、目を逸らしながら話をする癖があるようで。
自分の事を鏡で見るのが嫌で嫌でたまらなかった。(今でもだけど)
人は「外見なんて関係ない!、心がよければ。」と言ってたけれど
やはり、思春期の頃は特に劣等感に苛まれていたなぁ。
「そんな事判ってるワイ!」自分に自信が持てなくて卑屈になってもいた。(今でもそうかな)
自分の体が皮膚が嫌で嫌でしょうがなかった。
全身の皮膚を剥いでしまったら良くなるんじゃないかと真面目に考えた事もありました。
「どうして自分が」「俺、何かやったのかなぁ?」自問自答してた。

最近、やっと「コレで良かったのかな?」と思い始めてます。
街中を歩いているとやはり「アトピー」の人が目に入ります。
「頑張って!僕もアトピーです、少しだけどあなたの辛さ少しだけわかります。」と心の中で呟いている。
小さい子どもを見ると「親も辛いだろうなぁ」と、呟いている。
私の親戚の中にも子どもが「アトピー」で子ども以上に辛い思いをしているのを知っている。
こう思えるのも自分が「アトピー」だからでしょう。
長い時間が掛かったけど、コレでよかったのかと。

これから、冬の間は乾燥してくるのでやはり辛いです。
(夏は夏で汗をかくし)
まぁ、コレまで付き合ってきたし、これからも付き合うしかないか。

長い文になりましたが、ほんの少しだけ内側を出してみました。ほんの少しだけ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント: